ホンダ太陽電池の実発電量！ 

しばらく更新ができずにいましたが、その間に当社が販売契約を結んでいますホンダの太陽電池の実発電量が、
かなり具体的に出てきました。
今年３月に系統連系を終え順調に発電しています静岡市内のお客様からすごいデータをいただきました。
こちらのお客様のお宅には、ホンダのシステムで６kwの太陽電池が設置されています。
その屋根面の内訳は
南・１６枚（１．９２kw）
東・３枚（０．３６kw）
西・１１枚（１．３２kw）
北・２０枚（２．４kw）となっております。
この設置枚数をみてえっ？Σ(ﾟдﾟlll)と思った方は発電効率をかなり勉強されておられる方でしょう。
そうなんです。こちらのお宅の太陽電池のほとんどは北と西に設置されているのです。
太陽電池って北は設置できないんじゃないの？と思っておられる方がほとんどでしょう。
多くのメーカーの太陽電池はそれが無難な選択肢でしょう。
それは屋根が北勾配である場合、北側にある隣家の南側に太陽の反射光を落としてしまうことや、
発電効率が著しく低下するなど、問題が多いことから北面設置は不可、無意味とするメーカーがほとんどなのです。
しかしこちらのお客様の場合、隣家との兼ね合いも良くお客様との打ち合わせから北面への設置をさせていただきました。
その結果平均して毎月２４kwの発電を達成し、多いときでは１ヶ月４３，０００円近く売電をしているのです。
このペースでいきますと、こちらのお客様の場合補助金等の金額を差し引けば６年で設置費用を回収、残りの４年は利益。
つまり１５０万円近くを太陽光で稼ぐことが可能になるのです。
そしてさらに驚くことに、これだけ悪い設置条件下で８月６日の午後には６kwのシステムで６kwの瞬間発電量を達成しているのです。
えっ？６kwのシステムで６kw発電してるってことは１００％？そうなんです。
このデータはホンダのメーカーのみならず他メーカーの担当者でも驚きの結果なのです。
先日のインフォメーションでも書いておりますが、化合物系の太陽電池は本物の太陽光にあててこそ本来の能力を発揮します。
それがNEDOの研究データからですと公称出力の１．１倍は最低でも発揮できる。
そしてホンダの太陽電池は出荷時点で公称値を下回るモジュールを出荷しないことから、おそらくこちらのお客様の場合、
システムそのものが７kw近い発電能力を持っていると推測出来ます。
この推測からいっても８５％近くの発電効率の為、とてつもなくホンダの太陽電池の効率は良いということになります。
梅雨時期においても３３，０００円近くの売電と曇天時でも比較的安定しているのも良いところといえるでしょう。
太陽電池は屋根につけた出力が多ければ多いほど投資コストは高くなるのが常識です。
ほとんどの方はうちの屋根には何kwのるの？と目先のkw数だけに目がむいてしまい、
実際に発電して投資コストを回収するするまで何年かかるのかということや、
本当にお得な買い物をしているのか？という計算は導入時には二の次になってしまっているのが現実です。
（二の次というよりも計算が具体的にできないといったほうが正しいのかもしれません。）
また、本当に信頼できる業者かということも検討段階では二の次なのかもしれません。
色々な種類の太陽電池を比べて少ない容量でもそれ以上の回収率が見込めれば、そのほうが家計にとっては大きなプラス材料となるはずです。
これは自然エネルギーの全量買取になればもっと重要視される所でしょう。
今後もお客様にはデータ提供をお願いし、また随時お知らせさせていただきます。
来月には島田市内の住宅におきまして、南・北で８．７５kwという設置工事もございます。そちらの結果もお知らせさせていただきます。