昨日、問い合わせを頂きました某工場の産業用PCSに
関する不具合の事例です。
電話でお客様から「しばらく見ていなかったが、久しぶりに
計測監視の数値を確認したところ数値が低いので調査してほしい」と依頼がありました。
写真上部2枚のエラーコードと表示から冷却フィンの吸込み口がホコリ等で目詰まりしていたことで、PCS内部の温度上昇が起こり異常停止したものでした。
写真下部2枚のとおり掃除を行い、リセットの上で運転を掛けたところ通常動作をしたので様子を見ることとなりました。
稼働して約3年半…主だったメンテナンスはしていないとのことでそれが主な要因かと思います。
たかが目詰まりですがこれにより、1ヶ月停止すれば数万円。それが数ヶ月となれば…
されど目詰まりなのです。
電気的検査も含めて定期的にメンテナンスを行うことが必要なのが実証された事例でした。
太陽光発電システム
2017年01月07日
太陽光発電設備 PCS不具合調査
パワーコンディショナー不具合