今回は最近主流になってきました、HDMI端子についてお話したいと思います。
薄型テレビやブルーレイといったデジタル家電が主流になるなか、今までのRCAやS端子などの映像や音声の入出力に変わって、HDMI端子が主流になってきました。
しかし、これらの映像用のケーブル類はなかなか住宅の新築の際に気づかず、引渡しを受けて引越しをしてから家電を並べた後、「こっちにこの機器を置けたら」なんてことが発生したりします。というのもテレビが薄型になり、最近ではテレビを壁掛けになんて方が多くなってきているからです。せっかくのリビングですからかっこよくなんて発想も。
しかしそんな時、アンテナ線や電源線はうまくテレビの裏に隠れても、ブルーレイなどのデッキに接続するHDMIケーブルはどうしよう?
そこが今回ご依頼いただいたお施主様のなやみでもあったのです。そこで当社ではHDMIコンセント(差し込み口)をそれぞれ壁掛けテレビ側とブルーレイディスク側それぞれに設け、それらを専用のケーブルでつなぐご提案をさせていただいたところ、ぜひその方法で施工を行ってほしいとのことでした。
やはりせっかくの壁掛けテレビですから他の機器類もすっきりと違う場所に収納したいですよね。
メーカーによっては映像を無線で飛ばすなんて商品もありますが、製品がかなり絞られてしまいます。
一生に一度の住宅新築の際には、やはり細部にまでこだわったものをというお客様の要望に電気の施工業者としてこたえていけたらと思っております。
電気の豆知識
2011年01月19日
HDMI端子の屋内配線
HDMI端子用コンセント